
「地域観光開発は普遍的な必然性」
社団法人日本観光協会会長
中村 徹 氏
40年以上も前に「観光基本法」が制定された当時から、地域活性化や地域振興に果たす観光産業への期待は小さくありませんでした。国民観光の普及によって、地域開発を進め、地域格差を是正しようという考え方は今も昔も変わらないはずです。
全国各地域で活性化策を模索する自治体は数多くあります。観光産業は、そうした地域に暮す人々が活気と地域への誇りを取り戻し、若者が未来を託すことのできる町づくりを進めていく上で、大きな力を発揮できるものと考えています。
日本観光協会は、わが国の観光振興に関するナショナルセンターとして、わが国観光の振興を総合的に図るための各種事業を行うことにより、地域経済及び観光産業の発展、さらには、国民の生活や文化の向上に寄与し、国際親善に資することを目指して事業活動を行っています。
観光地づくりの具体的な支援事業として、日本観光協会では、全国の都道府県や市町村、関係事業者・団体などからの依頼を受け、基礎調査や基本構想、基本計画、実施計画など様々な観光関連の調査や計画作成なども実施しているところです。
中央の行政や業界団体をはじめ、日本各地における地域の行政や民間事業者、住民や旅行者の皆さんまでも巻き込み、地域社会や地域経済の活性化を図ることで、「観光立国」を通じた日本の活力増大に向け、その一翼を担おうという地域観光研究所の設立は、観光産業に関わる全ての人々に、新たな勇気を与えてくれるものと期待しています。


